当事務所の考え方

税理士事務所の転職ってどうなん!?【繰り返すのは良くない?動機やきっかけは?年収は下がる?】

2020年3月10日

今回は単に経験談かもしれません。

いまの時代、どの業種、業界でも当たり前になっている転職。
税理士業界はかなり昔から当たり前です笑

なぜ、転職が多いのか。
答えは、税理士登録に2年以上の実務経験が必要になるからだと思っています。

むかしから丁稚奉公の世界なんですね。
修業期間を終え、独立しても、同じような事務所経営を踏襲するので、いまだにこの考え方が多数派を占めています。
若い世代は変わりつつあっても、時代に逆行した職場環境の税理士事務所はまだまだ多く存在していると思います。

さて、本題に入りますが、転職について、こんな悩みはありませんか。

 

やっぱり転職を繰り返すのは良くないかな?

転職すると年収は下がるのかな?

無資格でも大丈夫かな?

新たな人間関係を築くのはしんどいな・・・

なぜ転職したいかわからなくなってきた・・・

 

4つの税理士事務所を経験してきて、いまは独立して自由に事務所を運営しているわたしの経験も交えてまとめていきたいと思います。

税理士業界特有のお話になりますが、これから転職を考えている方や、悩んでいる、我慢している方の参考になれば幸いです。

 

ちなみに、当時わたしが転職時に利用していたエージェントはMSジャパン。

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いまはいろいろなエージェントがあるんでしょうけど、わたしはほぼここしか知らなかったとあって、転職の都度、利用させてもらってました。

 

税理士事務所の転職ってどうなん!?

みなさんはなぜ転職したいんでしょう?
これは人に話せなくても良い理由です。

本音と建前ではありませんが、ここを考えるのは結構大事だと思います。

わたしの場合、一つ目の税理士事務所は語ることもないぐらいのところだったので、除きますが、二つ目から三つ目、三つ目から四つ目と、動機やきっかけはそれぞれです。

 

なぜ転職したいのか

心理学の面からいうと、働くことの意識や転職理由については、その時々や時代からの影響を受けることが多いようです。

わたしの場合も振り返ると、自身の環境の変化や時代背景に影響を受けていたんだなと思います。

細かい本音の転職理由は人それぞれなんでしょうが、厚生労働省がおこなっている転職者実態調査(平成27年)によると、転職理由のトップ3は下記のようです。

 

転職理由トップ3

 

労働条件(賃金以外)がよくなかったから…27.3%

 

満足のいく仕事内容でなかったから…26.7%

 

賃金が低かったから…25.1%

 

トップ3で約80%を占めています笑

もう、ほとんどの人が考える本音の転職理由って、ここらへんですよね。

わたしの転職理由もこの中に当てはまってますもん。

でも、ここで本当に考えなければいけないのが、なぜその転職理由を感じるのかを理解しておかないと、いくら転職が当たり前な税理士業界でも、自分自身が疲れてきます。
一部の人を除いて、誰だって好き好んで転職を繰り返しているわけではなく、単純に働きやすい環境を望んでいるだけなんですから。

 

税理士業界では転職が当たり前が現実…でも大事なこともある

では、なぜその転職理由を感じるのか。

わたしの場合は、二つ目の税理士事務所から三つ目の税理士事務所へ転職した理由は、上記トップ3全部でした。

なぜ、その理由を感じるのかというのは、自分で答えが分かっていました。
税理士という資格がなかったからです。

事務所内での決算申告作業や給与計算ばかりで満足のいく仕事ではなかったですし、作業に追われているので残業、休日出勤は当たり前。受験勉強もできない。
そしてなかなか自分の担当するお客様ともお会いできず、作業ばっかりしているので評価がしにくいため、賃金も伸びない。

なにが言いたいかというと、なぜ自分はその転職理由を感じるのか自己分析が出来ていないと、また同じような税理士事務所に入ってしまうことになります。

なので、きちんとその時々の自分に合った事務所選びができる基準を持つ意味でも、なぜその転職理由を感じるのかを分析することが大事だと思います。

 

無資格でも大丈夫。また、年収も下がらないことが多い

経験上、無資格でも大丈夫だと思っています。
むしろ税理士受験生の方が、最新の税法や会計を理解しているので重宝されるのではないかなと思ってます。

これもわたしの場合ですが、無資格での転職時の優先事項として、勉強時間が確保できるところで、満足いく仕事ができ、年収が上がれば嬉しいかなという感じでした。

結果的に、運が良かったのかもしれませんが、3つ全部満たす事務所へ入ることができました。 
ただ、あまり大きい声では言えませんが…そこは正確には公認会計士事務所だったので、待遇が良かったこともあるかもしれません。

このとき、わたしは優先事項は自分で話したかったこともあり、転職エージェントは通しませんでした。転職エージェントは一見便利そうですが、税理士事務所側からお金を貰っているので、どちらかというとあちら側です笑
わたしも、いまの条件面ではどこも転職先がないから曲げるよう何度か説得されました。

いま思うとおかしな話ですよね。お前が交渉しやすくするために、売上のために、なんでこっちが条件を譲らなあかんねんってかんじです。

でも、年収の話では、有効にこの方たちを利用しましょう。
この方たちの多くは、紹介者の年収×○%という報酬設定なので、意欲的に取り組んでくれるはずです。

 

人間関係が面倒なら在宅もある

転職理由で人間関係を挙げる方も多いと思います。

上司が年下だったらどうしようとか、クセが強めの人がいたらどうしようとか、気の合う同僚がいなかったらどうしよう、女性の方だったら、お局さん的な人がいたらどうしよう…などさまざまでしょう。

わたしも34歳のときが最後の転職でしたが、正直、もう次はないかなと思ったぐらいです。
理由は、人間関係を一から築くのが大変だから。

歳を重ねるほど、閉鎖的になっていくのかもしれませんね。

でも、いまは税理士事務所でも在宅で働けるところが多くあります。
また、その先生の性格次第なので運の要素がありますが、少人数や所長一人の事務所を選ぶのもありですよね。

転職理由で人間関係を挙げる方にとって、いまの時代は選択肢が広がっているのかもしれません。

 

まとめ

自身の転職経験を交えて色々まとめました。

これから転職を考えている方や、悩んでいる、我慢している方の参考になればと思い、まとめましたが、違う意味で悩み我慢している方は、転職ではなく、いったん逃げることも選択肢だと思います。

どうやって生活費を稼ぐねんとお叱りを受けそうですが、悩み、我慢し続けていると心が潰れます。わたしの周りでも何人かいます。

そうなる前にいったん逃げることも大事ではないでしょうか。

 

ちなみに、当時わたしが転職時に利用していたエージェントはMSジャパン。

弁護士・公認会計士・税理士の求人・転職なら【MS-Japan】

いまはいろいろなエージェントがあるんでしょうけど、わたしはほぼここしか知らなかったとあって、転職の都度、利用させてもらってました。

詳しくはコチラでまとめています

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