当事務所の考え方

就職氷河期世代税理士が考える3つの事務所ルール【ルールではなく、まだ目標かな・・・】

2020年2月4日

わたしのような就職氷河期世代はやっぱり厳しいようです。

○○世代について、ちょっと気になったので、調べてみました。

○○世代一覧

1947年~1949年生まれの方

団塊の世代

終戦により若い世代が多く婚姻したことで、第一次ベビーブームが起き、そのときに生まれた方々。就職時期には高度経済成長期とも重なり、日本経済を支えることに。

1965年~1974年生まれの方

バブル世代

バブル景気の時期に就職した方々。これまでお世話になったボスはほとんどこの世代で、色々な話を聞かせてもらいました。

1974年~1982年生まれの方

氷河期世代

就職氷河期時に就職活動を行った世代。1980年生まれのわたしはここです。学歴が良くても就職できないため、フリーター、ニート、引きこもる方が多いようです。
働き盛りの世代となったいま、我々世代が大きな社会問題となるため、政府は、2019年に「就職氷河期世代支援プログラム」を策定し、本格支援に取り組む。

 

就職氷河期世代支援プログラム

 

さて、そんな就職氷河期世代のわたしですが、先日、確定申告は仕事として受けないというブログ記事を書きました。
今回は、なぜそのように考えたのか、その背景だけ補足しておこうと思います。

 

もしかすると、今回の記事で仕事のご依頼や、お問い合わせが無くなるのかもしれませんが・・・
まぁ、でもルールを曲げてまで仕事をしたいと思っていませんので、それでも良いかなと思ってます。

得るものは何もありませんので、興味のある方だけ読み進めていただければと思います~笑

 

税理士を目指したきっかけ

やっぱり、就職氷河期だからでしょう。(就職活動はしていませんが…)

わたしは違いますが、この世代も学生時代からめちゃくちゃ勉強してきて、良い大学まで出て、いざ就職というときに、就職枠が少ない時代です。
これからは手に職をという感じで、また勉強して資格取得を目指したという方が多かったのではないでしょうか。

やはり、その当時は資格取得が人気で、どの資格試験も倍率が高かったと思います。税理士試験、公認会計士試験、公務員試験など勉強している人は結構多かったと記憶しています。

わたしは、ファッション業界に進みたかったんですが、大学卒業後、今さら感が芽生え断念。
就職も考えましたが、バカなわたしでも時代的には難しいことはわかっていました。
それと、今まで努力してこなかったので、このまま生きていけるか不安を感じたことが大きく、一念発起して税理士を目指した感じです。

なので、直接、就職氷河期が影響したわけではありませんが、好景気ならそのままどこかに就職していたのかもしれないので、就職氷河期が一つのきっかけになったことは確かです。

 

いざ会計事務所に入社しても不況…ということは?

税理士試験は科目合格制ということもあり、勉強期間が長くなるので、皆さん、大体2年ぐらい専念して就職していきます。
3年目からは働きながら勉強するということです。

その当時の会計事務所の選考基準は、合格科目だったり、年齢、学歴、事務所経験でしょう。

また、目指す人が多かったので、倍率も厳しく、バリバリの買い手市場でした。

その結果、どういうことが起こっていたか。

ブラック企業(ブラック会計事務所)がほんとうに多かったんです。

 

給料が安かった

良くも悪くも、税理士資格は試験クリアの他に、2年の実務経験が必要なので、これは避けて通れません。丁稚奉公の世界です。

なので、家族を養えないぐらい給料が安かった。
また残業手当なんか、当たり前のようにでません。

基本給を七掛けにして、残り三割を見込み残業として給与明細書を作ることが多かったのではないでしょうか。
悲しいことに当時担当していたお客様へ、そのことを話すと、労務対策になって人件費も安く済む良い方法やなと喜ばれたりしましたし、安い給料のくせに、高い役員報酬を貰っている方に節税や経営に関するアドバイスするという・・・

色々悩んだ時期でしたね~

 

冬の時期はとにかく忙しい

残業手当は出ないのに、きっちり働かせます。

時期としては一旦落ち着く時期もありますが、大体11月末頃から5月頃まででしょうか。
この時期には、年末調整やそれに関連する業務、確定申告、3月決算があります。

当然、残業や休日出勤が当たり前なので、この時期は税理士試験の勉強なんかほとんどできません。わたしも考えましたが、ここで断念する方はほんとうに多いです。

また、税理士になってからも、基本的に、この期間は忙しいので、プライベートではなにもできないことにストレスが溜まっていました。

 

就職氷河期世代税理士が考える3つの事務所ルール

これまで上記した状況は、30代前半ぐらいまでのことです。

そこからは税理士登録をしたこともあってか、労働環境や仕事の楽しさ、やりがいなど、比較的良かったですが、独立することにしました。(経緯などはプロフィールに書いているので省略)

独立したとき、これまでの経験を踏まえて、決めたルールがあります。
それは、すべて、経験の逆をいくというものです。
まだまだ目標ですが…

どれだけ嫌だったのかって話ですけど・・・

どうせ仕事するなら、真面目に、でも楽しく、マイペースでというスタンスです。

 

もし人を雇ったら、とにかく働きやすくする

キレイ事を言うつもりは全くないんです。
過剰な給料を払うつもりも、変な福利厚生を設けたりと、従業員に迎合するつもりはありません。

ただ、人を雇うということは、その方やご家族の生活、将来に責任を持つことが大事だと考えています。

今の時代、特にこの世界なんか、終身雇用なんてありません。働き方も自由です。
いずれ自分で色々考えて辞めていくと思っているので、細かなルールを決めるつもりもありませんし、基本的には仕事をしてくれていたら何でも自由にしようと思っています。
言葉にすると無責任なようですが笑

今のところ人の採用は考えていないので、もし雇うとなったら…という感じですね。

 

繁忙期はつくらない

ここが、確定申告は仕事として受けないということにつながってくるんですが、理由は繁忙期によって20代と30代途中ぐらいまで、かなりのプライベートが犠牲になったためです。

ちょうど、嫁さんも同業者で同じような経験をしてきているので、考えもほとんど一致しています。

目標は、2ヶ月に一回ぐらいの国内旅行と、年二回ぐらいの海外旅行です。
決して贅沢旅行を望んでいるわけではありません、経験豊かに過ごしたいんです。

繁忙期というのは、業界的には稼ぎ時なはず。
でもそれはつくらないという意識を大事にしています。
プライベートを大事にするということもありますが、それだけでは食べていけません。
実現するためには、税理士として、会計事務所としてのレベルを常に上げ続ける、生産性を上げるということが必要です。

遊び(プライベート)を大事にするということには、責任(勉強、スキルアップ)が伴います。

 

やりがいのある仕事だけしたい

やりがいのある仕事は、人から感謝されるような仕事をイメージしています。

正しく、勉強やスキルアップなどの責任をどれだけ持てるのかが重要です。

今すぐではなくて、長期的な戦略として考え、色々実行しているので、まだまだこれからといった感じで、目標ですね。

 

まとめ

結局のところ、自由には責任がつきまとうという意味がなんとなく理解できたような感じです。

話が戻りますが、就職氷河期世代は貧乏くじ世代とか、失われた世代とかいわれるそうです。
そのためか一般的な就職氷河期世代の特徴として、優秀、まじめ、変化に強い、タフなどが挙げられそうで、これからの企業に必要な人材と考えられているとのこと。
本当かどうかわかりませんが、就職氷河期世代の特徴は当たっているのかもしれません。(私は除いて笑)

冒頭での就職氷河期世代支援プログラムについて全然触れませんでしたが、同じ時代を過ごしてきた同世代として、問題解決のためのきっかけを何とかつくってほしいと思います。

 

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