5月27日、第2次補正予算案が閣議決定されました。
この第2次補正予算案について、麻生財務大臣曰く、「(1次補正予算を)さらに質の高いものにしていくために、不足しているところを補っていくのが主だ」とのこと。
その1次補正予算案のときに、「今じゃないでしょう」とすこし世間をざわつかせたのがGo To キャンペーン。
たしかに1次補正予算のときは、「いまをどう生きていくか」という不安や悩みへの救済措置に予算が求められていたところ、1.7兆円もの予算枠が終息後の経済対策案に割り当てられたことや、不要不急の外出自粛を要請している最中に必要なのかということに批判が集中していましたよね。
さて、その批判を受けたGo To キャンペーンがようやく利用できそうです。
Go To キャンペーンとは、新型コロナウイルスの影響が甚大な、観光や運輸、飲食、エンターテイメント事業の需要喚起のため、旅行代金や飲食費、チケット購入費用を国が補助しようというもの。
先日全国で緊急事態宣言が解除され、順調にいけば6月中旬ごろには県をまたぐ移動も可能になるので、人との間隔は確保しつつも旅行に出かけられそうです。
どうせ旅行に行くなら、国が補助してくれるという制度を利用すべきでしょう。
現在明らかになっているGo To キャンペーン
Go To キャンペーンは、新型コロナウイルスの影響が甚大な、観光や運輸、飲食、エンターテイメント事業の需要喚起のため、旅行代金や飲食費、チケット購入費用を国が補助しようというもの。
同じキャンペーンでも、「Travel」、「Eat」、「Event」、「商店街」の4つが実施されます。
なかでも、旅行が好きな我が家では、「Travel」を是非利用したいなと思っています。
Go To Travel キャンペーン
やはり新型コロナウイルスの影響が甚大だったんでしょう。
旅行は、新幹線や飛行機などを利用しますし、各地域での飲食や宿泊をすることで地域経済の活性化につながります。
なので、国からの補助も半額負担と大きいです。
旅行会社などを通して国内の旅行商品を購入することで、最⼤⼀⼈あたり2万円分/泊(日帰りは1万円)を限度に、購入代金の1/2相当分のクーポンなどを付与してくれます。
また、この補助のうち、7割は旅行商品の割引、3割は現地で使用できるクーポンに充当されるようです。
なお、旅行会社とは、JTBだったり、HISなんかが該当すると思われます。
具体的にはどのようなしくみになるのか
おそらくですが、一人あたり2泊3日で6万円の旅行商品を購入した場合、このようになると思います。
あれ?
半額の補助だったら2泊なので4万円になるのでは?と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、あくまで補助は購入代金の1/2相当分を超えない範囲です。
なので、購入代金の1/2相当分と4万円のどちらか少ない金額が補助されるので、この場合は、総額3万円の補助となります。
一人あたり2泊3日で6万円の旅行商品を購入した場合、消費者は、旅行商品を最⼤⼀⼈あたり2万円分/泊を限度に、購入代金の1/2相当分のクーポンなどを付与されますが、そのうち7割が旅行商品の割引なので、6万円の商品を39,000円で購入することになります。
ただ、その39,000円の旅行商品には9,000円の現地使用可能なクーポンがセットになっているので、6万円の旅が実質3万円でできるということになります。
いつから利用できるのか
首相官邸ホームページの第36回新型コロナウイルス感染症対策本部議事録によると、外出自粛の段階的緩和の目安として、下記資料がアップされていました。
これによると、Go To Travel を含めたGo To キャンペーンは、7月下旬から支援可能となっているので、消費者が本格的に利用できるのは8月以降となりそうですね。
時期的に考えて、お盆などで帰省のシーズンですよね。
Go To キャンペーンを利用して、故郷へ帰省するなんてのも可能ではないでしょうか。
まとめ
我が家では、新型コロナウイルスの影響で、ハワイと沖縄旅行がキャンセルとなりました。
ハワイはGo To キャンペーンを利用できないので、再度、沖縄に行きたいなと。
また、沖縄だけとはいわず、一度行ってみたい北陸の方にも、この機会に行ってみたいなと考えています。