昔から難波にある焼肉屋さん。
大学生の頃、2年ぐらいラーメン屋でバイトをしていて、辞めるときに社員さんが、(お店が忙しくて)送別会ができないからと言って、お金(一万円だったかな?)を当時のわたしの先輩に託し、それで焼肉をいっぱい食べさせてもらったという、いい話の舞台がここ。
そのときに初めてここに来たので、それから20年近く経ったいま、一人で瓶ビールを飲みながら、本を読んでゆっくりする場所として確立しています。。。
なんて感慨深いんでしょうか。
さて、好みの問題ですが、この楽洛亭のすぐ近くにある多平の方が、肉自体は、正直美味しいです笑
実はこの時も直前まで多平にしようと決めていましたが、持っていた本を少しだけ読みたいとも思っていたので、楽洛亭に変更しました。
おっさんのひとり焼肉記事を楽しみにする方はいないと思いますが、実は何回も通っているのに、記事にするのは今回が初めてです。
店内はいい感じでちょっと汚くないですか?
これがなぜか落ち着くんですよ。
この日は14時を過ぎていたので、ランチ営業は終わっていることもあり、店内はテーブル席で飲んでいる方が一組だけと、ガラガラで良かったです。
本当は店内の写真(カウンターに座ってます。)を撮りたかったのですが、店員さんやテーブルで飲んでいる方がどうしても映り込んでしまうので、写真は撮りませんでした。
カウンター席の目の前には、自分専用の炭火コンロがセッティングされています。
バーベキューをした時と同じように、炭火は美味しく焼けて良いんですが、服や髪に、においが付いてしまうのが気になります。
とくに髪は、念入りに洗っても、翌日までにおいを引きずるので、気になるところです。
また、一人だと必ずテーブル席ではなく、カウンター席に案内されます。わたしはカウンター席の方が好きなので全然問題ありません。
2階はすべてテーブル席だったと思うので、暇な時間帯であれば、一人でもテーブル席を使わせてもらえると思います。
まずは瓶ビールですね。
アサヒビールしかないのが残念です。個人的にはキリンラガービールも置いてほしいところ。
ここのタレは独特なので、好き嫌いがはっきり別れるかもしれません。
タレはそれほど甘くなくて、山椒をメインとした七味が結構効いています。
辛くはありませんが、山椒の香りが強いので、苦手な方は嫌いになるかもしれません。
焼肉の場合、一人で行くとあまり多くの種類を頼めないのが難点ですが、ここは違います。
この日は盛り合わせを頼んだので、肉とホルモン合わせて6種類楽しめます。
ちなみに6種類は、ロース、ハラミ、バラ、上ミノ、上てっちゃん、ツラミと固定されており、全部で300gあります。
わたしは単品をオーダーすることもありますが、面倒な場合は盛り合わせにします。
少食な方も安心してください。
むかし、ハーフオーダーしていますと大々的に書いてありましたが、今はなくなっているようでした。(見つけられなかっただけかもしれませんが)
ただ、この日、後から来られた方がハーフオーダーをしていたので、いまも一人前の半分(ハーフ)でオーダーすることもできると思います。
せっかくなので肉写真をアップしましたが、一人なので大量に焼かず、ちびちび一枚ずつ焼いてます。
また、行儀が悪いですが、本を読みながらなので、焦がし気味になってしまい、全然美味しそうな写真が撮れませんでした。
肉は全体的にそれなりに美味しいです。
冒頭でも書きましたが、美味しい肉をパッと食べて帰りたい方は、多平へ行ってください笑
わたしは、長居しても居心地が良い方を選ぶので、どうしてもこちらの頻度が高くなってしまいます。
まとめ
実はこの日のひとり焼肉は3ヶ月ぶりで、本当に久しぶりでした。
事務所から少し離れたところに、ひとり焼肉でも利用できる、一切れ焼肉店があるようなので、時間があれば行ってみたいと思います。
でも、ひとり焼肉好きからすると、味ももちろん重要ですが、居心地の方が重要視される気がします。(わたしだけかもしれませんが)
新たに焼肉店を開業される方、みんながやっているような焼肉店で勝負するよりも、ひとり焼肉専門店、同じ焼肉店でも一人で居心地の良いお店や、メニュー、独自のサービスを考えられてはいかがでしょうか。
これを考えることは他の店舗との差別化、新たな事業立地(ポジショニング)の開拓です。
例えば、焼肉店が多い場所で、みんなと同じ焼肉店を開業して、よっぽどの味とサービスで差別化できれば良いですが、普通は難しいですよね。
その場合、待っているのは、多くの焼肉店と、限られたお客さんの奪い合いでしょう。
体力のない小規模店舗なんか、2、3年は続かないですよ。
お客さんからみて、その他多くの焼肉店のうちの一つとなるのか、尖った特徴がある焼肉店となるのか、小規模店舗で大事なのは事業立地をどこに持っていくかではないでしょうか。
ひとり焼肉記事を無理やりビジネス記事に近づけて締めくくってみました。